トヨタ58万台リコール パーキングブレーキ不具合

 トヨタ自動車は22日、パーキングブレーキに不具合があるとして「シエンタ」「JPN TAXI」の2車種計58万792台(2015年5月~23年3月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。

 国交省によると、足踏み式パーキングブレーキのペダルを固定するボルトの締め付けが不十分で、ボルトが抜けて操作できなくなる恐れがある。不具合の申告が32件あった。

 このうちシエンタ40万5714台については電装品に関するリコールも届けた。前側ドア付近の防水性が不十分で、浸水してショートし、電動ドアロックが作動不良となったり、走行中にスライドドアが開いたりする恐れがある。不具合申告は4件。

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