「楽天にいてほしい」ファンの声で決断 楽天イーグルス銀次選手が引退会見 アンバサダーとして球団に残る

楽天イーグルスの銀次選手が引退会見を開きました。今後は東北を盛り上げるアンバサダーとして球団に残ります。

銀次選手「今季でユニフォームを脱ぎます。プレイヤーとして現役引退します。正直、心のどこかに(現役続行の)火は付いています。ただ、将来に向けて自分が選んだ道なので」

楽天イーグルス一筋で18年間プレーした銀次選手、2013年には主力として活躍して球団初の日本一に貢献しました。

35歳となった今季は出場わずか6試合にとどまります。楽天で引退か、他球団へ移籍か。決断の決め手は、多くのファンからの声でした。

銀次選手「被災地など回っていく中で、色々な人と出会い、仙台東北を離れてほしくない、楽天にいてほしいという声があった」

今後は、球団のアンバサダーとして野球教室など東北への地域貢献活動を続けていきます。

銀次選手「野球選手の銀次ではないですけど、これからも今まで以上に被災地の方と寄り添って多くの人を笑顔にしたい」

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