10月のCPI伸び率、2・7%上昇

特区政府統計処が11月21日に発表した2023年10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・7%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・7%で、9月の伸び率1・8%よりも低かった。CPI伸び率が上昇したのは、政府による金利優遇と公営住宅の追加家賃の1年間の免除がともに今年9月で終了したことが主因だ。10月のCPI伸び率は項目別では、酒とたばこが前年同期比18・3%、衣類・履物が同6・3%、外食とテークアウトが同3・9%、その他サービスが同3・3%、住宅が同2・7%、交通費が同2・3%、その他商品が同1・9%、食品(外食含まず)が同1・4%、水道・電気・ガスなど光熱費が同0・2%、それぞれ上昇した。これに対し、耐久消費財が同1・2%下降した。

© HKP