ビッグモーター松本店捜索 街路樹枯れ、請求分は納付

 中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が枯れるなどした問題で、長野県警が22日、器物損壊の疑いで同県松本市の松本店を家宅捜索したことが捜査関係者への取材で分かった。押収資料を分析し経緯を調べる。また、国土交通省長野国道事務所は同日、同社に請求した原状回復費468万円が14日付で納付されたと明らかにした。

 同事務所によると、松本店の付近の土壌から除草剤成分を検出し、9月に器物損壊容疑で被害届を提出した。同事務所が送付した道路損傷確認書に対し、10月11日に同社から「損傷したことに間違いありません」との回答があった。

 今月1日、土壌の入れ替えや植栽などの費用を請求していた。

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