ルノー・クリオ（日本名：ルーテシア）・ラリー5でWRC世界ラリー選手権第13戦『ラリージャパン』に参戦した自動車評論家の国沢光宏（kunisawa.net）が、11月16日から19日までの4日間を戦い抜きRC5クラス優勝を達成した。
前年に引き続き、愛知県と岐阜県で開催されたフォーラムエイト・ラリージャパンに出場した国沢。リタイアに終わった2022年のリベンジを果たしたい氏だったが、試練は競技開始前にやってきた。16日（木）に豊田市の鞍ヶ池公園にて行われたシェイクダウンの2本目でコースオフ。生け垣に突っ込み亀の子状態になってしまったのだ。
幸い国沢とコドライバーの木原雅彦は無事。マシンもオフィシャルの助けによってコースに復帰できたが、クリオ・ラリー5は早くも足回りにダメージを負うことに。その後メカニックの懸命な作業によりセレモニアルスタートとオープニングのSS1を無事に迎えることができた国沢組は、大雨や霧、雪が舞う難コンディションや、大量の落ち葉などによって滑りやすくなった路面と格闘しながら全22本のステージを走破し、RC5クラス1位／総合19位でラリーを完走した。
国沢の挑戦をサポートしたルノー・ジャポンは今回のクラス優勝を記念し、11月25日（土）に千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催される『R.S. ULTIMATE DAY（R.S.アルティメットデイ）』において、kunisawa.netのルノー・クリオ・ラリー5を展示するとしている。
ルノー・スポール最後のイベントとなるR.S.アルティメットデイの開催プログラムや場内マップなど、詳しくはルノー・ジャポンの公式サイト（https://www.renault.jp/information/news/mgnrs2310.html）を確認してほしい。
