自動車100台を乗せた運搬船が座礁した事故から1日… 運輸安全委員会が調査開始

愛媛県の松山沖で自動車運搬船が座礁した事故を受け、国の運輸安全委員会による調査が22日から始まりました。

この事故は21日午前1時過ぎ、福岡から山口に向かっていた自動車運搬船「すおう」が、松山市の怒和島水道で座礁したものです。船には当時、12人が乗っていましたが、全員無事に救助され、また、ケガもありませんでした。
そして、事故から1日経った、22日、国の運輸安全委員会が愛媛入りし、まずは松山海上保安部で聞き取りを行いました。

(運輸安全委員会大上圭船舶事故調査官)
「意見交換、情報収集を兼ねてお話させていただいたところです。情報をできるだけ多く、広く集めた上で、原因究明に役立つものを集めたい」

運輸安全委員会では今後、乗組員らにも話を聞くなどして事故原因を調べる方針です。
「すおう」は現在、山口県屋代島の小泊湾へとえい航されていて、海上保安部でも船底の状態などを調査することにしています。

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