霜降り明星・粗品、“150万円ギター”抱えロックに初挑戦 自身が監督したMVも公開

霜降り明星の粗品が22日夜、公式YouTubeチャンネル上で自ら作詞・作曲した新曲『宙ぶらりん』のMVを公開した。自身初、歌唱も本人が担当した本曲は、これまでのリリースとは一線を画すロック調の曲だ。YouTubeのコメント欄には公開前からファンが待機。先行公開されたアーティスト写真では黒の革ジャンを着た粗品が、凛々しく、しかしどこか反抗的な眼差しでこちらを見つめており、SNSでは「かっこいい!」「福山雅治かと思った」など、普段の粗品とのギャップに驚くファンのコメントがみられた。

ロッカースタイルでたたずむ粗品のアー写

公開されたMVでは、ロッカースタイルに身を包んだ粗品が一人、金色のギターを携えマイクに歌詞をぶつける。激しいビート、特有のメロディーセンス、日々の鬱屈(うっくつ)した想いを一切の手加減なく吐き出す歌詞など、粗品らしさが前面に出ている。本曲は曲だけでなく、MVの監督も粗品本人が担っており、見どころは1台のカメラでの、“ワンカット”で撮影された映像。メイキングでは粗品自らカメラワークや画角など、スタッフに指示を出すシーンも見られる。

MV中で粗品とともに存在感を放つのが金色のギター。粗品によれば、なんと150万円するという。ギャンブルや借金ネタが十八番な粗品。「僕、借金が億近くあるんですけど、だからこのMVが出ることによって差し押さえってなったら、真っ先に俺の150万のギターからいかれる」と、彼らしいコメントを残した。

現代音楽へのアンチテーゼとして、「音数を少なく、なるべくシンプルに」をテーマとした、まさに粗品の新地平を切り開く本曲は、YouTubeだけでなく各種サブスクでも配信中。粗品のこだわりにあふれた曲や映像、また高級ギターの音色にも注目だ。

公式YouTubeチャンネルはこちら

© 株式会社 日テレ アックスオン