ライドシェアで超党派の国会議員が勉強会を旗揚げ 全国の自治体首長ら、法整備を要望

ライドシェア勉強会の会合で、「活力ある地方を創る首長の会」のメンバーらから拍手を受ける小泉元環境相(中央)=22日午前、国会内

 一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」導入に向け、自民党の小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が世話人を担う超党派議員による勉強会が22日、発足した。国会内で開いた会合では全国11自治体の首長らが招かれ、タクシーの供給不足が深刻な現状を訴え、導入に向けた法整備を求めた。

 会合には自民、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組などの議員40人が出席。全国の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」(会長・田中幹夫富山県南砺市長、253人)が地域公共交通を守るため、既存タクシー業者との共存共栄を前提に法整備を求める要望書を小泉氏に提出した。

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