「ここは安売りスーパーか?」関西最大級の新ユニクロが衝撃的

大阪・心斎橋筋商店街のスタート地点の顔だった「ユニクロ心斎橋」の閉店から約2年。11月23日に、関西最大級の品揃えとなる「UNIQLO SHINSAIBASHI」が同じ場所にカムバック。ここは大阪の安売りスーパーかと思ってしまうような振り切った内装で、国内外の人々を迎える。

11月23日にオープンする「UNIQLO SHINSAIBASHI」(大阪市中央区)

■ ジョークを効かせた(広告風)フラッグがオモロい

店内に入ると、「ダブルデラックス@心斎橋」のロゴと「おおきに」「まいど」の扇子をかたどったネオンがドーンと設置。天井面はミラーになっているし、かなりのギラギラ度だ。さらに店内通路には、「肌触りふわふわ よろしおまっせ」「アイラブ ニット」「羽織ってみたら 新世界」「高機能 見た目以上」などの、ちょっと怪しげなフラッグがぶら下がり、人情味溢れる昔ながらの商店やスーパーに迷い込んだような気持ちに。

安売りスーパーのような「大阪らしい」内装の「UNIQLO SHINSAIBASHI」(大阪市中央区)

「大阪の街を意識した内装に振り切ろうということになっておりまして、コテコテな感じのしつらえになっています。フラッグの内容は、同店舗のスタッフにも会議に入ってもらって、テイストや意見を取り入れて決めました」と広報担当者は話す。

■ 限定コラボTは「ユニーク土産」にもってこい!

さらに店内には、みたらし団子で有名な老舗和菓子屋「喜八洲総本舗」や、ねぎ焼き発祥店「ねぎ焼きやまもと」などの、大阪ならではの企業7社とコラボしたUTがずらり。ねぎ焼きやたこ焼き、「りくろーおじさん」のチーズケーキといったお馴染みの商品やロゴがプリントされた限定UTは、関西人が楽しむだけでなく、ユニークなお土産としても重宝しそう。

そして「浪花のモーツァルト」こと、大阪出身の作曲家キダ・タロー氏が、同店のために作曲したオリジナルソングのBGMが流れると、コテコテ度がさらにアップ。それでいて商品はフルラインナップと、まさに「ダブルデラックス!」のテーマにぴったり。ソースの匂いが漂ってきそうな店舗に仕上がっている。

店内に設置されている「大阪コテコテ」の壁紙

「UNIQLO SHINSAIBASHI」(大阪市中央区)内には、イラストレーター・ウラタスパンコール氏とコラボした壁紙も

「UNIQLO SHINSAIBASHI」の営業時間は朝11時から夜9時。オープン記念として、11月30日まで店舗デザインと同じ派手なオリジナルショッパーに購入商品を入れてもらえる(無料・数量限定)。

取材・文・写真/太田浩子

UNIQLO SHINSAIBASHI

2023年11月23日(木)オープン
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-2-17
営業:11:00〜21:00

© 株式会社京阪神エルマガジン社