姫路城彩る光の空間 22万球のLEDで大通りもきらびやか 世界遺産登録30周年を祝福

沿道の樹木が約22万球のLEDで彩られた大手前通り=22日夜、姫路市内(撮影・辰巳直之)

 世界文化遺産・国宝姫路城とJR姫路駅を結ぶ大通り沿いの樹木を約22万球の発光ダイオード(LED)で彩る催し「Himeji 大手前通りイルミネーション」が22日、始まった。姫路城天守群のライトアップと連動し、8色に変化する。来年2月29日まで。

 姫路城の世界遺産登録30周年記念事業の一環。市が「出会いや思い出づくりの場に」と企画し、「いい夫婦の日(11月22日)」に合わせて始めた。世界的な照明デザイナーの石井幹子さんが手がけた。

 この日は姫路駅北駅前広場で点灯式があり、午後5時45分にボタンが押されると、白く輝く木々が暗闇に浮かび上がり、集まった人たちが感嘆の声を上げた。

 点灯は日の入りから午後10時(金土日祝は午前0時)。姫路市産業振興課TEL079.221.2597 (井上 駿)

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