【生活クラブ】安心・安全だけじゃない!料理を「おいしく撮って」楽しもう♪①

【生活クラブ】安心・安全だけじゃない!料理を「おいしく撮って」楽しもう♪①

「レシピサイトやSNSに素敵な写真を載せたい!」
をサポートする写真講座。

今回は「料理のどんな魅力を伝えるか、そのための撮り方」をご紹介します。

料理の魅力を引き出すための写真の撮り方!

Aは、料理のボリュームやお皿に対してのバランスが分かりやすく、全体がイメージしやすいです。

Bは料理だけに寄り過ぎているので、全体の雰囲気がわかりずらく見えます。まずは伝えたいことを意識して画角やアングルを考えてみましょう!

※画角:写真に写る範囲
※アングル:被写体に対するカメラの角度

AとBの画角を変えて撮影してみました。

ランチョンマットなどのコーディネート全体を見せたい場合は、Aのように料理全体を引いて撮影するとよいでしょう。

逆に料理の質感(トマトの瑞々しさやドレッシングの絡まり具合など)細かい部分を伝えたい場合は、Bのようにお皿と料理のバランスのよい画角を考えながら、少し料理に寄って撮影してみてください。

さらに縦長に撮ると、取り皿やテーブルの奥も見せられ、より奥行き感のある写真に仕上がります。

※構図:写真の画面全体の配置・構成

真俯瞰とは真上から撮ることをいいます。真俯瞰で撮影すると、テーブル全体の彩りや配置が伝えられオシャレな雰囲気になります。

斜俯瞰とはななめから撮ることをいい、斜俯瞰で撮影すると、ボリューム感や立体感を表現できます。

映える写真を撮るちょいわざ!

層になっているケーキなどは、断面をカメラに向けてクリームの重ね方を見せたり、ふわふわのオムレツは、とろ~りとした瞬間を見せることで、シズル感が伝えられます。

今更聞けない!?シズルって何?
肉が焼けて肉汁が滴る状態の「sizzle」が語源。撮影現場で、料理の瑞々しさやツヤ感などを表現する言葉として「シズル感」と言ったりします。

食材だけでなく、その食べ方提案も含めて様々なレシピを紹介している、生活クラブの「ビオサポレシピサイト」の画像は、横長(2:1)の写真で掲載されます。一般的なスマホのカメラで撮影した写真から矢印部分が見えなくなるとイメージしてください。撮影時に画像の上下に余白をもたせて配置すると、パランスよく仕上がります。また、取り皿やカトラリーなどをお皿の左右に置くことで、上下の余白を取りやすくなります。

平らなお皿にミートソースパスタを盛りつけました。どちらがよりお皿に対してバランスよく盛りつけられていると思いますか?理由も考えながら、選んでみましょう!

こちらの答えは次回!お楽しみに♪

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