CGTN:中国、BRICS首脳会議でパレスチナ・イスラエル問題について平和と正義を代言

北京、2023年11月23日、/PRNewswire/——BRICS諸国の首脳は21日、パレスチナ・イスラエル問題に関する臨時バーチャル・サミットを開きました。

サミットで中国の習近平国家主席は、恒久的な平和と安全を実現するための第一歩として、即時停戦を呼びかけました。

人道災害を阻止

習主席は、紛争当事者は直ちに敵対行為を終結、停戦を実現、民間人に対するすべての攻撃を停止、拘束した民間人を解放する等の点を強調しました。

また、人道回廊は安全保持を確保した上で維持し、ガザの住民にはより多くの人道支援を提供するべきだと発言しました。

更に強制移住や水、電気、燃料の剥奪といった形で、ガザの人々に対する集団的懲罰をやめるべきだと述べました。

習近平主席は国際社会に対し、紛争の波及による中東の安定への脅威を防ぐため、すぐ行動に移るよう求めました。

ガザの人道危機を緩和するため、中国はパレスチナ自治政府および国連機関を通じて200万ドルの緊急人道支援を行い、またエジプトの協力を得て、食糧や医薬品など1500万元(210万ドル)相当の緊急人道物資をガザ地区に提供しました。

習近平主席はサミットで、中国はガザの人々の需要に応じてより多くの物資と援助を提供すると述べました。

中国の平和活動

習近平主席は、パレスチナ・イスラエル紛争が勃発以来、中国は和平交渉と停戦を促すために積極的に取り組んできた、と述べました。

中国は今月、国連安全保障理事会の持ち回り議長国として、安保理がガザ情勢に関してさらに有意義な行動を取るよう、コンセンサスを形成し、後押しするよう積極的な行動を取っています。

11月15日、国連安全保障理事会の決議2712号が採択され、「十分な日数の間」、ガザ地区全域での緊急かつ延長された人道的一時停戦と回廊を要求しました。この決議は、10月7日に紛争がエスカレートして以来、ガザに関する安全保障理事会の最初の成果です。

サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、インドネシア、パレスチナなどアラブ・イスラム諸国の外相とイスラム協力機構事務局長の合同代表団が、20日から2日間の日程で中国を訪問しています。

代表団は、パレスチナとイスラエル間の敵対行為の終結を求めるツアーの最初の足として中国を選びました。

アラブ・イスラム諸国の外相は、パレスチナ問題における中国の長年にわたる公正な立場を高く評価し、中国がパレスチナ・イスラエル紛争の終結、関連問題の解決、公正と正義の実現においてより大きな役割を果たすことを期待すると述べました。

習近平主席は火曜日で、「パレスチナ問題の正当な解決なくして、中東の持続可能な平和と安全はあり得ません」と述べました。

https://news.cgtn.com/news/2023-11-21/Xi-attends-BRICS-virtual-summit-on-Palestinian-Israeli-issue-1oUUfulBaMg/index.html

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