木梨憲武、24年ぶりに連ドラ主演「え?それ、俺で大丈夫?」

タレントの木梨憲武(とんねるず)が、2024年1月スタートの連続ドラマ『春になったら』(カンテレ)で女優・奈緒とともに主演をつとめることが決定。木梨にとって連ドラの主演は、1999年の『小市民ケーン』(フジテレビ)以来、実に24年ぶりとなる。

1月スタートの新ドラマ『春になったら』(カンテレ)W主演の奈緒(左)と木梨憲武

同ドラマは、「3カ月後に結婚する娘」と「3カ月後にこの世を去る父」が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いたハートフル・ホームドラマ。早くに母を亡くし、反発し合いながらもひとつ屋根の下で支え合って生きてきた娘・椎名瞳を奈緒が、その父・椎名雅彦を木梨が演じる。

木梨はオファーについて、「え?それ、俺で大丈夫?と(笑)実はお返事の締め切り日の本当にギリギリまで、やらせていただくかどうか悩んでいました。妻の(安田)成美さんやヒロミに『こんな光栄なことはないからやってみなよ』と強く後押しをされて、その飲みの場で『やらせていただきます』と電話でお返事をしました」とコメント。

そして、「連ドラは久しぶりすぎて、最近台本に触れることもなかったので、開くのすら怖い怖い怖い! って感じで(笑)。成美さんに『台本をずっと見ていなさい』と言われ、今までとはまったく違う生活がスタートしています。自転車屋とか音楽とかアートとかラジオとかいろいろやっているなかで、久しぶりに連ドラの感じを楽しみたいなと思っています」と、木梨らしい意気込みを語った。

また、W主演となる奈緒については、「まだ2回しかお会いしていないですが、なんかもう旅番組一緒に行ってきたくらいの関係な気がします(笑)。たぶん台本を持たなくても、現場行ったらスーって全部入ってる人だと思うんですよね・・・。直接話してみると、すごく男前なところもあるなと感じたので、自分はフリースタイルでやらせてもらって、お世話になろうかなと思います!(笑)」と、人気女優との共演を楽しみにした。

脚本は、『HERO』(フジテレビ)、連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)など、数々のヒット作を世に送り出した福田靖によるオリジナル作品。演出は、ドラマ『きのう何食べた? season2』などを手がけた松本佳奈、長編作『月極オトコトモダチ』で衝撃のデビューを飾った穐山茉由がつとめる。放送は、2024年1月15日スタート(毎週月曜・夜10時、カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。

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