園児らと桜植樹「早く大きくなあれ」 佐賀トヨペットとトヨタ自動車 佐賀市に苗寄贈

寄贈されたソメイヨシノを植樹する冨永雅也社長(左)、坂井英隆市長(左から2人目)と園児たち=佐賀市の本庄公園

 佐賀トヨペット(冨永雅也社長)とトヨタ自動車は15日、佐賀市にソメイヨシノ8本、ブルーベリー32本を贈った。両社が1976年から実施する「ふれあいグリーンキャンペーン」の取り組みで、市内の本庄公園で植樹式典が行われた。

 式典には本庄幼稚園の園児36人が参加し、冨永社長、坂井英隆市長と「早く大きくなあれ」と声を合わせながらソメイヨシノの苗木に土をかぶせた。ブルーベリーの苗木は鉢植えし、同園で育てられる。

 冨永社長は「緑豊かな環境づくりのために今後もキャンペーンを続けていきたい」と話し、坂井市長は「13年前に本庄公園に植えていただいた木も大きく育っている。子どもたちの成長と共に、今回植樹した木が大きく育つことを願っています」と感謝した。

 キャンペーンは今年で48回目。昨年までに全国で40万本以上を植樹し、県内では約5千本を自治体に寄贈している。(辻恵美)

© 株式会社佐賀新聞社