リヴァプールのエリオット、中盤のポジション争いについて語る「健全な競争が行われている」

写真:今シーズン、コンスタントに出場を続けるエリオット

リヴァプールのハーヴィー・エリオットは今シーズンここまで、公式戦16試合に出場している。未だプレミアリーグでフル出場はないものの、今シーズンの公式戦で全ての試合にスカッド入りしている。

11月21日に行われた、UEFA EURO U-21予選のU-21北アイルランド代表戦で、素晴らしい活躍を見せた。直接FKと裏への抜け出しからGKの頭上を越えるチップキックシュートで2ゴールを奪っている。U-21イングランド代表として最近の4試合で5ゴール2アシストを記録しており、チームの中心選手として活躍している。

エリオットは「僕を1番批判するのは父だ」と語り、ユルゲン・クロップ監督ではなく父親が1番の批評家であると感じている。また、リヴァプールでのポジション争いについても言及した。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

「父はいつも全力で僕を後押ししてくれる、素晴らしい人だ。ソーシャルメディアの意見は、すぐに変化する可能性がある。誰もが少しのことで愛したり憎んだりする。僕は助けてくれる家族やコーチ、選手といった僕の周りにいる人の声に耳を傾ける。それが僕の重点に置いていることだ」

「僕にはより多くの改善点があり、父は僕のプレーを1番に批評する。彼はいつも僕が最善のプレーをすることを望んでいる。今シーズン、リヴァプールでチャンスを掴むのは至難の業だ。でも(スタメンを勝ち取る)自信に満ちている」

今夏、リヴァプールは中盤を刷新し、ドミニク・ソボスライ、アレクシス・マクアリスター、ライアン・フラーフェンベルフ、遠藤航を獲得。他にもカーティス・ジョーンズやケガで離脱中のチアゴ・アルカンタラやステファン・バイチェティッチも控えており、中盤のポジション争いは熾烈だ。

エリオットはリヴァプールでのポジション争いについて「健全な競争が行われている」と語り、以下のように続けた。

「新加入選手たちは全力でトレーニングに取り組み、タイトルを獲得するという同じ目標に向かって努力している。僕がプレーする時、いつも周りのサポートは信じられないほど素晴らしい。だから僕もチームメートに対して同じことをする」

「結局、僕らはチームだ。試合でプレーできなくてもイライラすることはない。忍耐強くトレーニングに励み、チャンスが来た時に活かさなければならない。新加入選手を見ると、彼らがなぜ高額の移籍金でリヴァプールに来たのか、質の高さがわかる。彼らとプレーをすることは素晴らしく、学ぶことがある」

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