優勝パレードに早朝4時から場所取り「やばいくらいうれしい」

兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』が11月23日、大阪のメインストリート・御堂筋で開催。オープニングセレモニーでは、中嶋聡監督や杉本裕太郎選手会長がファンに感謝の気持ちを伝えた。

前日の終電で来て朝の4時から場所取りをしていたというオリックスファン(11月23日・御堂筋今橋3丁目交差点付近)

快晴となったこの日、御堂筋の沿道にはパレードを一目見ようと駆け付けたオリックスファンが早朝より集結。中嶋監督は、ファンに向けて「日本一にはなれませんでしたが、三連覇。本当にすごいことを成し遂げたなと。選手たちに、みなさんいっぱい手を振ってください」と挨拶をした。

さらに杉本選手会長は、「ファンのみなさんの声援のおかげで三連覇を成し遂げることができました。去年に続き本拠地大阪でパレードができて本当にうれしい」と感謝。

続けて「天気も良く、パレード日和。今日はみなさんと喜びを分かち合いたい。来年は4連覇を目指し、より厳しい戦いになると思います。引き続き熱い声援をお願いします」と話し、観客から大きな拍手と声援が上がった。

その後スタートしたパレードではファンらから歓声が上がり、監督をはじめ、選手たちは笑顔で手を振ったり会釈をして応えた。公式発表によると午前に実施されたパレードの観客は、大阪(オリックス)で約20万人、兵庫(阪神)で26万人。

前日の終電で来て朝の4時から場所取りをしていたというマイカさん(28)は、「本当にやばいくらいうれしかった。ハートを作ってアピールしたら応えてくれて、うれしかったです」と満面の笑顔。午後から開催される阪神タイガーズのパレードも観覧すると話した。

取材・文・写真/岡田由佳子

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