誰もが垣根なく自由に集う場 盛岡「おちゃのま」多彩な企画

おちゃのまで実施されている「ママの日給食」。子どもたちが好きなメニューを皿に取り、食事を楽しむ

 カフェや食堂、診療所などを備えた盛岡市仙北のコミュニティースペース「おちゃのま」は、子育て世帯が無料でご飯を食べられる催しや本の交換など、多彩な取り組みが展開されている。「屋根のついた公園」をコンセプトに、施設内にあるなないろのとびら診療所と、一般財団法人なないろ未来財団が共同運営。活動の根底に「差別のない社会をつくる」という理念を据え、誰もが垣根なく自由に集う場を目指している。

 月1回開いている「ママの日給食」は高校生以下の子がいる家族を主な対象とし、無料で昼食を提供する。10月はしょうが焼きや野菜のあえ物などが並び、家族連れが楽しんだ。

 ママの日給食は毎月第2土曜日、午前11時半から午後1時。予約不要で、無くなり次第終了。問い合わせは同財団(019.601.3102)へ(平日午前10時~午後5時)。インスタグラムでも情報発信している。

 

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