長崎県の維新3市議が離党へ 「パワハラや嫌がらせ受けた」

 日本維新の会長崎県総支部に所属する長崎市議と大村市議の計3人は23日までに、党県総支部執行部からパワハラや嫌がらせを受けたなどとして、離党届を提出したことを明らかにした。県内の所属議員は不在となる見通し。

 3市議は、今年4月の統一地方選で初当選した長崎市議の梅本圭介氏(55)と都留康敏氏(34)、大村市議の中村仁飛氏(33)。

 連名で発表した文書では「県総支部執行部によるパワハラ行為に悩まされた」「被害が議員の家族や後援会に及んだ」などと主張。執行部に定期的に意見を伝える場がなく「健全な組織運営ではない」として、党本部に刷新を求めたが、認められなかったという。

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