断崖絶壁に咲く可憐な花 牧野富太郎が命名した「ノジギク」

愛媛県の最南端、愛南町の高茂岬では、ノジギクが見ごろを迎え宇和海にせり出した岬が小さな白い花で彩られています。

足摺宇和海国立公園の景勝地として知られる愛南町の高茂岬は、ノジギクの群生地で宇和海を見下ろす斜面に白い花が点々と咲いています。

ノジギクは、日当たりの良い海岸などに生える多年草で、植物学者、牧野富太郎が命名したことでも知られています。

またこの岬は、タカ類が越冬のために通過する「鷹の渡り」のコースとしても知られていて訪れた人は、かれんな花とともに豊かな自然を満喫していました。高茂岬のノジギクは今月下旬まで楽しめそうだということです。

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