桐生、パリ五輪に意欲 故郷彦根で陸上イベント

陸上イベントで体の動かし方を実演する桐生祥秀=滋賀県彦根市

 陸上男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が23日、故郷の滋賀県彦根市で、子ども向けの陸上イベントを実施した。50メートルを一緒に走り、トークショーなどで交流。来年のパリ五輪に向けて「五輪は特別。本気でちゃんと狙いたい」と3大会連続となる五輪代表選出に意欲を示した。

 イベントは、今年オープンし、2025年の国民スポーツ大会(国体から改称)の陸上競技会場となる平和堂HATOスタジアムで行われた。2年後の大会開催時に29歳となる桐生は「100メートルか、リレーになるか分からないけど、走りたい。僕は彦根から陸上生活をスタートしたので」と前向きに話した。

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