3人の監督支えたFC琉球の兼村憲周HCと飯髙弘章GKコーチ、今季限りでの退任が決定

退任が決まった兼村ヘッドコーチと飯髙GKコーチ[写真:©︎J.LEAGUE]

FC琉球は23日、兼村憲周ヘッドコーチと飯髙弘章GKコーチの契約満了に伴う今シーズン限りでの退任を発表した。

沖縄県出身の兼村HCは、横浜FCや大宮アルディージャのテクニカルスタッフを務めた後、2012年から大分トリニータのコーチに就任。その後も、松本山雅FCや福島ユナイテッドFC、栃木SC、ギラヴァンツ北九州でコーチやヘッドコーチを歴任すると、今シーズンは地元沖縄のクラブであるFC琉球のヘッドコーチを務め、倉貫一毅前監督や喜名哲裕前監督、金鍾成監督をサポートした。

兼村HCはクラブを通じてコメントしている。

「1年という短い間でしたが、3人の監督の力になれず、チームの目標を達成できなかったことへの申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです」

「安定しない苦しいシーズンでしたが、FC琉球の一員として、選手・スタッフ・サポーターと共に闘えたことを誇りに思います」

「またいつの日か何かしらの形で、沖縄サッカー界の発展に貢献できるように、これからも日々精進して参ります」

「最後の試合まで、FC琉球の選手たちへの熱い声援をよろしくお願い致します」

飯髙GKコーチは2014年にザスパクサツ群馬アカデミーのGKコーチに就任し、その後は群馬のU-12監督や鹿島アントラーズノルテジュニアユースのGKコーチを経験。2020年からはY.S.C.C.横浜でGKコーチを務め、今シーズンは琉球のGKコーチに就任していた。

飯髙GKコーチもクラブを通じてコメントしている。

「FC琉球に関わる多くの皆さまに支えていただいたことに感謝いたします」

「クラブの目標としていたJ2昇格を成し遂げる事が出来ずに申し訳ございません」

「沖縄は本当に良い所でした! 1年間本当にありがとうございました」

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