東かがわ市に防災物資の拠点施設が完成 支援物資を受け入れて保管と仕分け 香川

地震などの災害が起きた時に支援物資を受け入れ、避難所ごとに仕分けするための拠点施設が香川県東かがわ市に完成しました。

東かがわ市役所の西側に完成した「防災物資拠点施設」です。

南海トラフ地震などの災害が起きた時、国や県外の自治体から届く支援物資は、まず「一次物資拠点」である高松市のサンメッセ香川に集められます。その中から東かがわ市に必要なものを受け入れて保管し、避難所ごとに仕分けするための「二次物資拠点」と呼ばれる施設です。

平常時は消防団が訓練する場所として活用します。2024年度には県と市が連携して物資輸送の訓練を行う予定です。建設費約6億円のうち7割は国の財源でまかないます。

(東かがわ市/上村一郎 市長)
「一つの場所に防災物資がたまってしまって滞留してしまい、なかなか避難施設に届かないと。まず東かがわ市がここで受けて防災物資の物流の拠点にしたい」

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