【ジャパンカップ】仏イレジンは軽めの調整…M.ヴェロン「レースの雰囲気楽しみたい」

JRAは23日、ジャパンカップ(G1)に出走予定のイレジン(フランス)の調教状況および関係者のコメントを下記のとおり発表した。

●イレジン(せん6)
調教状況:アレクシ・ラルー調教助手騎乗
調教時間:7時25分から7時46分

調教内容:
馬場内国際厩舎内追馬場にてダク左回りで3周、キャンター左回りで2周、ダートコースにてキャンター左回りで1周
注記:帯同馬マルカンの後ろを追走

「展開、馬場が重要」

ジャンピエール・ゴーヴァン調教師のコメント
「長時間の輸送となりましたが、帯同馬のマルカンがいることで落ち着いた状態で輸送を行うことができました。輸送と新しい環境へのストレスによって、月曜日に筋炎を発症しましたが、これに対して色々と対処してきており、今は全く心配していません。暑い中、高速決着となったフォア賞では良いレースができましたし、次走のコンセイユドパリ賞の前では、調整を軽くしてみると良い結果が出ましたので、ジャパンカップの前では、フォア賞とコンセイユドパリ賞の間に行ったような調教を行えば良いと考えています。水曜日、木曜日とダートコースに出て運動をしていますが、日に日に状態は良くなり、今は出国前と同様の良い出来だと思います。2400メートルが理想的だと思いますが、ガネー賞の2,100メートルでもロワイヤルオーク賞の3100メートルでもG1を制していますので、色々な距離に対応できます。最後に追い込むタイプの馬ですし、重馬場に強い馬ですので、ジャパンカップはレース展開と馬場状態が重要になると思います」

マリー・ヴェロン騎手のコメント
「東京競馬場で実際に馬に乗って走ったらどのような感じなのか、どういった規模やコースなのか体験してみたいと思います。そしてレースの雰囲気も楽しみたいです。適応能力の高い馬なので、東京競馬場を気に入ると思いますし、直線を思い切り駆け抜けると思います」

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