U12サッカー ヴェルフェフルール3連覇

12歳以下、小学生年代の栃木県内142のサッカーチームの頂点を決める全日本U-12サッカー選手権栃木県大会の決勝が23日、佐野市で行われました。

決勝は3大会連続5回目の頂点を目指すヴェルフェ矢板U-12フルールと、初の決勝進出を果たした那須野ヶ原FCボンジボーラが対戦しました。

1チーム8人、20分ハーフで行われる試合は、開始早々からヴェルフェが決定機を作ります。守っては3-3-1のセンターバック、この試合唯一の女の子、檜山未知琉選手が起用に応え、相手の攻撃の芽を摘んでいきます。

一方のボンジボーラは、トップ下に入った永山恭平選手を起点にすばやい攻撃を展開します。

試合が動いたのは前半18分でした。ヴェルフェはコーナーキックから170センチの長身、中村悠真選手が頭で合わせ先制します。エンドが代わった後半もヴェルフェペースが続き、5分にまたもコーナーキックから中村選手のヘディング。さらに後半9分にも中村選手がコーナーキックから得点を決め、圧巻のハットトリックを達成。中村選手は今大会8ゴールの大活躍で、ヴェルフェ矢板U-12フルールが3連覇を達成しました。

ヴェルフェは12月26日から鹿児島県で開かれる全国大会に出場し、去年のベスト16以上の成績を目指します。

© 株式会社とちぎテレビ