次期代表幹事は大林組幹部 関西同友会、万博を支援

 関西経済同友会が、2024年5月に任期が切れる角元敬治代表幹事(三井住友銀行副会長)の後任に、大手ゼネコン大林組専務執行役員の永井靖二氏を充てる人事を固めたことが23日、分かった。25年大阪・関西万博の成功に向け、財界を挙げて整備を支援する狙いがあるとみられる。

 大林組出身の代表幹事は2011~12年に大林剛郎会長が務めて以来2人目となる。大林組は大阪・関西万博の建設工事に関わっている。

 同友会の代表幹事は2人体制で、永井氏は2年目に入るパナソニックホールディングス副社長の宮部義幸氏とペアを組む。任期は1年だが、2年務めるのが慣例となっている。

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