ユナイテッド2年目は不振のカゼミロ、将来のサウジ行きを検討中か

将来に悩んでいるというカゼミロ[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFカゼミロ(31)が自身の去就に目を向けているようだ。スペイン『Relevo』が伝えた。

2022年8月にレアル・マドリーからユナイテッドへと加わったカゼミロ。昨シーズンは頼れる主力としてEFLカップ(カラバオカップ)制覇やプレミアリーグ3位フィニッシュに大きく貢献したが、2年目の今シーズンは序盤からコンディションが上がらず、10月の代表ウィーク以降は足首やハムストリングの負傷により欠場が続いている。

こういった自身の苦しい状況だけでなく、チームがここまで公式戦18試合中9敗とタイトルを争えるレベルにない戦いを続けていることから、カゼミロは今後の将来について考え始めているとのこと。サウジアラビアのクラブと引退前最後の大型契約を結び、マドリー時代のチームメイト競い合うことも頭に浮かんでいるという。

カゼミロはすでにこのアイデアについて近しい人々と話し合っているようで、サウジアラビアのクラブもこの意向を察知しているとのこと。オファーにも前向きだと考えられている。

一方、ユナイテッドもカゼミロのこの考えを理解しているようだが、あと1、2年はイングランドに留まり、タイトルや栄光を取り戻すため一緒に戦うよう説得したい模様。そのため、加入や放出を伴うプロジェクトの改善に取り組んでいるというが、良いオファーが届き、カゼミロが移籍を望んだ場合は無理に引き留めるつもりはないようだ。

なお、カゼミロとユナイテッドの契約は2026年6月まで。1年の契約延長オプションも付帯している。

© 株式会社シーソーゲーム