国立で100回目早慶戦 ラグビー2万7千人観戦

早大―慶大 前半、攻め込む早大・伊藤(中央)=国立競技場

 ラグビーの関東大学リーグ対抗戦で、早稲田大と慶応大による100回目の「早慶戦」が23日、東京・国立競技場で行われた。秋晴れの下、2万7609人の観客が集まり、試合は早大が43―19で勝利。通算対戦成績を73勝20敗7分けとした。

 近年は東京・秩父宮ラグビー場で開催されているが、節目の今年は国立競技場で開催した。早大のえんじ色、慶大の黒と黄色のジャージーにちなんだ服やマフラーを身につけたファンも駆け付けた。

 ラグビーの早慶戦は1922年に始まり、第1回は慶大が勝利した。太平洋戦争で中断したが46年に再開され、定期戦、対抗戦で100回目。毎年11月23日の開催が恒例となっている。

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