一般公募の応募者1人の個人情報を5人に誤送信…氏名、住所、電話番号、応募作品など 静岡県

静岡県は20日、一般公募の応募者1人の個人情報を、誤って5人にメールで送信したと発表しました。

メールの誤送信があったのは、「富士山1周サイクリングルートのロゴマーク」の一般公募です。県によりますと、16日、応募者5人からメールを受信した際、セキュリティーにより申し込みファイルが確認できなかったため、16日から17日にかけてファイルの再送付を依頼しました。その際、様式を示したファイルを添付するはずが、誤って別の応募者1人の申し込みファイルを添付したということです。誤送信されたのは、氏名、年齢、職業、住所、電話番号、メールアドレス及び応募作品です。

17日に職員が誤送信に気づき、誤送信した5人にメールの削除を依頼しました。また同日、誤送信された応募者に電話で経緯の説明と謝罪をして了承されたということです。

県は原因について、「締切日間際に応募メールが急増したことで、確認しないままメールを送付してしまったため」としています。

県は今後、再発防止に向け「応募者へメールを送信する際には、依頼文及び添付ファイルを他者が確認した上で送信することを徹底する」としています。

© 静岡朝日テレビ