「こんな楽しい なおかつギネスになったら万々歳」スキマスイッチ常田さんも参加! 世界記録なるか? 3000人が3日間夜通しでサッカー 合併で人口減…こどもたちの未来のために=静岡・川根本町

3000人が3日間夜通しで、サッカーの試合を続けるギネス記録を目指した挑戦が11月23日から、静岡県川根本町でスタートしました。

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23日正午にキックオフしたのは、72時間で3000人が参加する耐久サッカー。ギネス世界記録の認定をかけた戦いです。

現在の世界記録は、2016年に南米チリで達成された2357人。この記録を更新しようと全国から参加者が集まりました。23日正午から26日の正午までの72時間、サッカーの試合を続けます。

ルールは、11人対11人ですが、選手交代しながら、試合を一度も止めずに行い、選手は最低でも10分以上試合出場し、試合中1回以上ボールに触れなければなりません。川根本町の薗田靖邦町長も参加し、このイベントを盛り上げました。

<川根本町 薗田靖邦町長>
「もう最高。全国からみんな集まってくれたみたいだからこんなうれしいことはない」

<参加者>
「楽しみました。こんな楽しい、なおかつ、これでギネスになったらもう万々歳ですね」

このイベントは、合併前の川根、中川根、本川根の3つの地域が一体となった「三川根」の住民などが企画しました。

背景には、加速する人口減少問題です。平成の大合併により、2008年に川根町が島田市に編入されてからの「三川根」の人口の推移をみると、年々人口減少が止まらず、2023年の人口は大合併直後と比較しても約3分の2ほどにまで減少しています。

<SUN 川根スタンドアップ!プロジェクト 石原一則実行委員長>
「子どもたちのためのプロジェクトというふうに自分たちは考えていて、子どもたちの未来につなげていきたい」

会場には、全力少年などのヒット曲で知られるスキマスイッチのメンバーも参加。

<スキマスイッチ 常田真太郎さん>
「(参加した団体の)球舞が仲間なので、その応援ということで、合間を縫ってですけども、特にきょうは天気もよかったので余計にすごく晴れやかな気分というかいいリフレッシュになりました」

未来の「三川根」のために、挑戦はいまも続けています。

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