ドラム役に抜擢!富栄ドラムが語る「VIVANT」撮影秘話「相撲をとっている頃はにらんでばかりだったので…」

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。11月21日(火)の放送では、元大相撲力士で俳優の富栄ドラム(とみさかえ・ドラム)さんが登場。ドラム役で一躍注目を浴びた日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(TBS系)の裏話や役者にかける思いを語りました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、富栄ドラムさん

◆主演・堺雅人から演技指導も…

「VIVANT」への出演がきっかけで、芸名も役名からとった富栄さん。もともとは、力士時代の四股名でもあった富栄龍太郎(龍太郎は本名)でしたが、「スタッフみんなと芸名を話し合ったときに、富栄ドラムにしたときの姓名判断の結果がすごく良かったんです」と話します。そして「(「VIVANT」が)良い環境だったし、何よりも僕の役者としてのスタート地点なので、今後(行き詰ったときも)初心に戻れるように(芸名にした)」と語ります。

「VIVANT」の撮影現場では、意外にもあまり緊張することはなかったそうですが、ドラムの特徴でもある“笑顔”はすごく練習したそうで、「相撲をとっている頃はにらんでばかりだったので、笑顔の作り方が分からなくて(笑)。なので、鏡を1日中眺めて、みんなに演出指導をしてもらいながら、ゆるキャラも参考にしつつ(笑)」と裏話を披露。

また、劇中では一切声を発しない役でしたが、主演の堺雅人さんから演技指導されたことも。「監督に『堺さんのセリフを覚えてこい』と言われて、それをスタッフみんなの前で披露して、うまくできなかったら『堺さんのところに行って聞いてこい』と……それで、特別に教えてもらいました」と明かすと、れなちは「まるで稽古じゃないですか」と驚きます。

◆エキストラとして受けたオーディションで…

ドラム役に選ばれたときの意外なエピソードも。富栄さんは当初「VIVANT」に登場するバルカ警察のエキストラを受けるために応募したそうで、そのオーディションを受けた際に監督から「お前にはもっとぴったりの役がある。覚悟はあるか」と言われ、そこでドラム役に。ちなみに「VIVANT」出演時やその直後は、役のイメージを崩さないよう、言葉を発することを控えていたそうで、「その優しさも込みで、ドラムさんの人柄が伝わってくる」と感じ入るれなち。

最後に「今後やってみたい役は?」と質問すると、富栄さんは「何でもやろうと思っています! 目の前にある与えられたことを全力でやるだけなので。その役がきたときに、(セリフがある)しゃべっている僕を観ていただけたらと思います」と語っていました。

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11月21日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月29日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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