茨城県高萩市の花貫渓谷で紅葉が見頃を迎えている。ブナやモミジといった木々が鮮やかな赤や黄色に色づき、訪れた観光客を楽しませている。
同渓谷は県内有数の紅葉スポット。渓谷の中間に位置する長さ60メートルの汐見滝吊り橋は秋色に染まった木々に囲まれ、訪れた観光客が写真や動画を撮り、同市自慢の景色を満喫した。
市観光商工課によると、猛暑の影響で、例年よりも10日ほど紅葉が遅れ、見頃は12月初旬までを見込んでいるという。
初めて訪れたという茨城県牛久市の堀内修二さん(67)は「良い所で、びっくりした。今年は県内外の紅葉をいろいろ見てきたが一番きれいだった」と笑顔で話した。