2023年最後の祝日はぽかぽか陽気で行楽地は大にぎわい

23日の静岡県内は高気圧に覆われておおむね晴れ、 20℃を超える地域が続出。行楽地は、食や紅葉を求めて多くの人で
にぎわいを見せています。

きょうは2023年、最後の祝日。

晩秋の静岡県内は天候にも恵まれ行楽地には人・人・人。

沼津市の沼津港でも海の幸を求めて県内外から多くの観光客が…

愛知県民から来た夫婦:
夫「体感的には暖かい」
妻「今そこで上着を脱ぎました、暑くて。11月とは思えない」

23日の県内は静岡市駿河区と、浜松市天竜区で21.9℃、三島市で20.1℃など各地で20℃超えが続出。

11月下旬とは思えない季節外れのぽかぽか陽気となりました

修善寺虹の郷

栗田麻里アナウンサー 修善寺虹の郷 伊豆市:
「修善寺虹の郷では美しく照り輝く紅葉が見られますよ。まさに紅葉のトンネルですね」

伊豆市の修善寺虹の郷。

園内にあるおよそ2000本の木々の葉が赤く色づき、秋の訪れを告げています。

富士市から 2人組
「これ(紅葉)を撮りに来ました、紅葉です。雨上がりのほうが色が深くなるので、それで(来た)。やっぱり期待通りで人が多い、にぎやかでいいね」

函南町から
「この子のお散歩と紅葉を見にきた。きれいです。とても。天気も良かったのでお散歩日和で良かった」

中には外国人観光客の姿も…。

Q何を目的に日本に来ましたか?

香港から2人組
「紅葉を見に来た。本当にきれい。日本で初めて紅葉を見た。ここはとてもきれいだね」

園内に立ち並ぶ築150年から300年の古民家と紅葉のコントラストはまさに日本の原風景です。

「伊豆の村」

他にも色鮮やかな紅葉が続く「日本庭園」のエリアでは、
辺り一面、見渡す限りの紅葉。

訪れる人の心を和ませてくれる、「和」の自然空間です。

そこを抜けていくと-

栗田アナウンサー 修善寺虹の郷 伊豆市 伊豆の村
「こちらも真っ赤に色づいています。美しいです。そしていい香りがします。」

炭の香りに誘われ訪れたのは「伊豆の村」エリア。

「行楽の秋」と「食欲の秋」を同時に堪能できるスポットです。

栗田アナウンサー
「醤油のいい香りがします。いただきます。中がモッチモチなんですけど、外がパリッとしていておいしいです。炭火で焼いているので、炭の香りが口の中に広がって本当に最高です。このモミジを愛でながら食べるだんごはおいしさがいっそう深まります。」

夜の帳がおりると、園内はライトアップ。

光に包まれた紅葉は、また違った趣を感じさせます。

また修善寺には、他にも紅葉の名所があります。

栗田アナウンサー 修善寺自然公園
「修善寺 虹の郷のすぐ隣にある修善寺 自然公園。こちらのもみじは真っ赤に色づいているところもあれば、これから色づき始めるところもあってグラデーションを楽しむことができる。」

伊豆最大級のもみじ林が広がる「修善寺自然公園」。

入口の紅葉は緑が目立ちましたが、奥へ進んでいくと・・・。
燃えるような赤いモミジがー場所によっては、まだ緑色のところもあり、これから、色が移り変わっていく様子を楽しめるタイミングとなっていました。

伊豆市観光協会によりますと、修善寺は標高の差や日当たりによって紅葉の色づきにもバラつきがあるということです。

徐々に色づいていく様子を楽しむことができる修善寺の紅葉。

見頃は11月いっぱいまで続く見込みです。

© 静岡朝日テレビ