LIVから出戻り オーストリアの38歳が欧州ツアーに復帰

LIVから欧州ツアーに復帰するベルント・ヴィースベルガー(Quality Sport Images/Getty Images) ※撮影は2019年「イタリアオープン」

DPワールドツアー(欧州男子ツアー)は23日、LIVゴルフに参戦していたベルント・ヴィースベルガー(オーストリア)によるツアーへの“復帰”申請を受理したと発表した。

欧州8勝の同選手は直近2シーズンにおいて、サウジアラビア政府系ファンドを背景にした新リーグに参加。今季は賞金ランキングで41位と低迷し、ポイントレースによる来季の出場権を確保できなかった。欧州での出場は2大会に留まり、義務試合数を満たせずにツアーのランキング(レース・トゥ・ドバイ)から除外されていた。

ツアーによると、38歳のヴィースベルガーは2024年シーズンを欧州でプレーしたい意思を表明。「金銭面および(昨年までの)出場停止の両方の制裁」を済ませており、規約に従ってキース・ペリー・チーフエグゼクティブが復帰申請を承認した。

出場資格のカテゴリー11は、2023年のレース・トゥ・ドバイでフルシードを獲得した選手たちよりも下、下部チャレンジツアー上位者や予選会通過者よりも上位に位置付けられる。

DPワールドツアーとPGAツアー(米国男子ツアー)はことし6月、敵対姿勢をとっていたLIVとの和解を発表していた。

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