みんなでつくる党党首・大津綾香氏登場「もう党名は変えたくない」お家騒動の裏側も激白!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年11月21日に公開された動画では、ゲストに「みんなでつくる党」党首の大津綾香氏をお招きし、新しい党名にかける思いや、党の代表権争いの裏側について語っていただきました。

【このトピックのポイント】
・9回目の党名変更「みんなでつくる党」ネーミングに込めた真意は
・立花孝志前代表とのトラブル、一体何が?

大津綾香党首のプロフィールは以下の通りです。

大津氏は、幼少期に池上彰氏の娘役として3年間出演していたNHKの“週刊こどもニュース”が、政治に興味を持つきっかけになったと語ります。

MC鈴木邦和「政治家になろうと思ったのはいつ頃なんですか?」

大津氏「政治家になろうと思ったのは、まさに、12月25日にYouTube広告で『政治家女子48党』の公募を観て、ああ、こういうふうに女性だけの政治団体が初めてできたんだ。面白そうだと思ったのがきっかけです」

今回は以下の質問から、いくつかピックアップして大津氏に回答していただきました。

「みんなでつくる党」党名に込めた思いは?

「みんなでつくる党」は、11月6日に党名を「政治家女子48党」から変更したばかり。国政政党になって以降、9回目の党名変更となります。

大津「もう(党名は)変えたくないです」

新しい党名は、党内でたくさんの案を募集した中から、みんなで決めたと言います。「すごくシンプルでいい名前だなあと思っています」と満足げな大津氏。

大津「リクルートしたくとも、『政治家女子48党』ですっていうと『うわぁ』と言われることが多くて、普通の名前にしないといけないなと」

「政治家女子48党」の名称の頃は、ご年配のかたからお叱りを受けることも多かったと語る大津さん。真面目に政治に取り組むことを表明するために、党名変更に至ったと振り返ります。

前代表とのトラブル、一体何が?

大津氏は、現在党代表権を巡り、前代表の立花孝志氏と法廷で争っています。11月3日には同党の浜田聡参院議員が選挙ドットコムちゃんねるに登場、党の代表権について語ったばかりです。

MC鈴木「これはちょっと聞かないわけにはいかないですね。どのあたりから行き違いが出てきたんですか?」

大津氏は、資金ショートの原因に、党内のお金の使い方の不透明さがあったと指摘します。立花氏の映画制作や演劇の上演に著名な劇作家を呼んだなどの出金が目立つことに対し、「もっと払うべきものがたくさんあるんじゃないのかな」と指摘します。

また、お金の動きも「アバウト」だったことが不信感を強めたと言います。

一方、立花前代表は、党にお金のない理由は大津氏や前幹事長の黒川氏に責任があると指摘。大津氏は党のお金の動きを整理し、コストカットをして党を再生させようと発言したところ、立花氏から代表権がないと主張されるようになった、というのが大津氏の見立てであると語ります。

両者は、立花氏側は会計帳簿を引き渡すこと、大津氏側は代表権争いの裁判が決着するまで党を解党しないことを条件に、10月に和解しました。

しかし、資金の流れがわかるようになったとはいえ、契約書が抜き取られていたり、クレジットカードや党の資産である自動車も引き渡されない、立花氏サイドから今でも支出がされている状況とのこと。

大津氏「ある程度のところがわかる範囲で不正として認められる部分を、今、提訴したりであるとか、警察に相談したり、進めております」

代表権を巡る裁判は「最高裁まで争うと(立花氏が)おっしゃられるかもしれない」としながらも、党の運営は確実にやっていること、登記や党名変更が正式に行われたことから、大津氏は「私が代表者として進んでいくことは間違いない」と語ります。

現職の国会議員を2名抱える「みんなでつくる党」。

MC鈴木「一緒にやれないとなったら、党として厳しくないですか?代表権がどちらになったとしても分裂しちゃうという感じではないんですか?」

それでも問題がないように動いていると述べる大津氏。運営方針に決定的な差があり、どこで折り合えるかが問題だと語ります。

大津氏は、誰であっても日本のことをよくしたいという思いで議員をしたり、党を運営したりする気持ちは共通であると訴えます。

しかし、一緒にやっていく道を模索したいという想いがあるものの、これまで党が行ってきた「炎上させてバズらせる」手法や、税金を使って有名人に嫌がらせをし、相手の時間やお金を奪うような訴訟を繰り返し行うことが必要で票につながるという2人の議員や立花氏とは立場が逆であると訴えます。

大津「党の離党者やターゲットに対し、支持者から組織的にパンフレットをたくさん送りつける『パンフレット攻撃』を、党は伝統芸のようにやってきたんですけれども」

MC鈴木「パンフレット攻撃って、パンフレットが大量に届くんですか?」

パンフレット攻撃とは、本人が知らないうちにいろいろな業者に名前と住所が登録され、毎日、大量に新聞やパンフレットなどが届くという迷惑行為。立花氏に刃向かったとされる関係者がことごとく攻撃されたことから、「関連性を見いださざるを得ない」と、大津氏はため息をつきます。

動画本編はこちら!

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