「きっかけをくれたガーシーに『ありがとう』」みんなでつくる党大津綾香党首が語る今後の展望!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年11月22日に公開された動画では、ゲストに「みんなでつくる党」党首の大津綾香氏をお招きし、衆院選の目標や党勢拡大の戦略、かつてNHK党に28万票あまりをもたらしたガーシーへ投票した人々について、語っていただきました。

【このトピックのポイント】
・衆院選の目標は?どのように戦っていく?
・党勢拡大の戦略は?前代表との路線の違いは?
・ガーシーに投票した人をどう思う?

大津 綾香党首のプロフィールは以下の通りです。

大津氏は、幼少期に池上彰氏の娘役として3年間出演していたNHKの“週刊こどもニュース”が、政治に興味を持つきっかけになったと語ります。

成長し、建築デザイナーの道へ進んだ大津氏が実際に政治家を志したのは、YouTube広告で政治家女子48党の公募を知ったのがきっかけ。女性だけの政治団体が初めてできたことに、関心を抱いたことから始まったそうです。

今回は以下の質問から、いくつかピックアップして大津氏に回答していただきました。

衆院選の目標!どう戦う?

年内の衆院解散・総選挙は見送る意向を岸田総理が固めたとの報道がありました。

年明け以降と目される衆院選では、大津氏は党として、金銭的に推薦を出すのは状況的に難しいとしながらも、みんなでつくる党という党名変更を知らせるために、出馬することも検討していると語ります。

MC鈴木邦和「大津さんご自身が?」

大津綾香氏「あははは、はい(笑)」

出馬する具体的な地域は「追い詰めないでください(笑)」と笑う大津氏。

党として何人くらい立てるのか?という質問については、衆院選で議席を獲得するのはとても難しいことから、「次の参院選までに色々な意味で蓄えておくことが大事」と見据え、今はひとりひとり、地方議員を作りだしていくことに取り組みたいと語ります。

MC鈴木「目標にしている地方選はありますか?」

大津氏「それ言っちゃうとすごく嫌がらせが来るので……(苦笑)」

党勢拡大の戦略は?

地方議員を増やしたいと語る大津氏。現在、みんなでつくる党では、国会議員が2名、地方議員が2名在籍しています。

具体的な人数の目標は立てたくないとし、落下傘候補を立てる戦略よりは、その土地にゆかりがある人をできれば出していきたい想いがあると語ります。

候補の発掘については、現在も「ひっそりと公募している」とのこと。しかし、これまでの党の方針が選挙ビジネスとして候補者をたくさん出してきたと振り返り、党の方針に賛同してくださる方を集めていきたいとコメントし、「とりあえず宣伝してバズらせて、みんなおいでみたいなのはやるつもりがない」と断言します。

MC鈴木の「立花氏(前代表)との路線が違うような気がするんですが」という指摘に対し、大津氏は、当初は「(NHK党は)ワンイシューで、寄付などを集めずやっていくポリシーがあるのかな、という理解でした」が、内情を知っていくにつれ違和感を感じ、それでは成り立っていないことを感じ、「現実的な、正しい方法でまっとうな党にしたい」という気持ちが湧いてきたとコメントします。

次の参院選での議席獲得に向けては、かつて2%の支持を集めた同党のワンイシューが支持されながらも、度重なる党名変更などで支持が離れていったことを反省することと、できることをやっていくこと、NHKを改善するためにどうすればいいか真剣に議論し、見せていく必要があると大津氏は指摘します。

現在党では「次の世代や現役世代に何を残したいか、残したくないか」という論点を掲げ、現役世代をメインのターゲットにしていきたい。そのための社会保障改革や税制改正にも積極的に主張していきたいと語ります。

ガーシーに投票した人をどう思う?

2022年の参院選で、28万票以上を集めたガーシー。NHKのワンイシューだけでは選挙に受かるのは難しかったことが、ガーシーの投入につながったと大津氏は推察します。

大津氏は、ガーシーについて、刑事訴訟中なのでコメントすべきでないとしながらも、脅迫のようなことをしたのであれば反省すべきであると指摘します。

一方、ガーシーに期待した人というのは、今の政権や政治家に不満を持っていて、ガーシーのような存在に変えてほしいと期待したのだとすれば、そういう役割を党として担っていきたいとコメントします。

大津氏「(NHK党は)たくさんの矛盾を見つけてきたわけですよね。忖度なく主張していくことができる新しい政党として、今、生まれ変わろうと思っているので、ガーシーがそのきっかけをくれたという意味では『ありがとう』と言いたいと思います」

アイコンとしてパワーのあったガーシーに代わる、みんなでつくる党の政策の柱を体現する新たな候補者は。

大津氏「選挙制度や私の体験を説明すると、みんなやりたいって言うんですよね。地道に活動していったり、若い世代にリーチする活動は進めて行きたいと思ってます」

みんなでつくる党から、新たなスターが生まれる日を期待したいですね。

動画本編はこちら!

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