JR東北本部など 「フルーティアふくしま」 12月にラストランツアー など【今週の交通新聞より】

2023年11月20日~11月24日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東北本部など 「フルーティアふくしま」 12月にラストランツアー
・JR四国など 第3回予土線Fun Fun祭り
・JR東海 「信長 東海道に出陣!」展開
・JRグループ旅客6社 「京の冬の旅」キャンペーン 24年1月から展開

11月20日 月曜日

JR東北本部など 「フルーティアふくしま」 12月にラストランツアー


JR東日本東北本部は、2015年4月から磐越西線を中心に運行してきた〝のってたのしい列車〟「フルーティアふくしま」のフィナーレプロジェクトを開催する。「ラストランツアー磐越西線の旅」(JR東日本びゅうツーリズム&セールス〈VTS〉企画・実施、抽選販売)を12月22~24日に各日帰りで催行。このほか、「THANK YOU フルーティアふくしま」オリジナル商品発売などでフィナーレを盛り上げる。

同列車にはこれまでに約5万4000人が乗車した。ラストランツアーは磐越西線郡山―喜多方間で実施。郡山発コースはクリスマスシーズン限定の特製スイーツセット、とちあいかのズコット、フルーツピークスプレミアム、焼き菓子、喜多方発コースは特製スイーツセットといちごのパンケーキパフェ、いちごのジュレプリン、焼き菓子を提供する。

定員各36人。東京・上野・大宮発着大人4万円、子ども3万3000円。郡山発・喜多方着と喜多方発・郡山着は大人・子ども同額2万6000円。申し込みは、あす21日14時から25日23時59分までVTS「日本の旅、鉄道の旅」サイトで受け付け、抽選販売する。

オリジナル商品は、木製コースター(1100円)、ホテルキーホルダー(990円)、Tシャツ(3300円)、レザーパスケース(1500円)、トートバッグ(2200円)、ハンカチ(2750円)を用意。会津若松、郡山、福島、仙台各駅構内のニューデイズで販売中。


11月21日 火曜日

JR四国など 第3回予土線Fun Fun祭り


JR四国と予土線利用促進対策協議会は11、12日、同線沿線で「第3回予土線Fun Fun(ファンファン)祭り」を開催した。「予土線に乗って沿線のイベントを巡ろう!」をコンセプトに、宇和島運転区構内での車両展示をはじめ、同線前身の宇和島鉄道全線開通100周年記念事業(12日)、臨時列車運転(同)、スタンプラリーなどが行われた。

同運転区には、11日は「鉄道ホビートレイン」「すまいるえきちゃん号」、12日は「鬼列車」「おさんぽなんよ号」の各ラッピング車両や保守用車両などを展示。軌道自動自転車の乗車体験や、地元高校生による吹奏楽演奏、物販なども行われ、2日間で計約700人が来場した。

記念事業は同事業実行委員会が主催し、同線松丸駅最寄りの愛媛県松野町役場コミュニティセンターで開催。主催者あいさつに続き、藤本聡JR四国常務・鉄道事業本部副本部長兼営業部長は「引き続き鉄道の安定・安全輸送にしっかり取り組み、皆さまの理解、協力をいただいて頑張っていきたい」と述べた。

地元関係者の基調講演の後、加藤圭哉四国鉄道文化館館長は「宇和島鉄道100周年、新幹線の父・十河信二」と題して記念講演した。

このほか、地元合唱団、生徒、同社OBらによる「宇和島鉄道唱歌」披露、小中学生対象「予土線俳句」の表彰式などが行われた。同駅前で開かれたマルシェも多くの人でにぎわった。


11月22日 水曜日

JR東海 「信長 東海道に出陣!」展開


「のぞみ」停車駅巡り アイテム獲得

JR東海は、コーエーテクモゲ―ムスの位置情報ゲーム「信長の野望 出陣」とのコラボレーション企画「信長 東海道に出陣!」を実施している。12月14日まで。

「信長の野望」は、織田信長などの戦国時代の大名としてプレーする歴史シミュレーションゲーム。「出陣」はシリーズ40周年記念作品で、初の位置情報ゲームとしてサービス開始された。プレーヤーが実際に屋外を歩いて、ゲーム内の自分の領地を拡大していく。

参加するには、スマートフォンなどで「出陣」のアプリをダウンロード。ゲーム内イベント「信長 東海道に出陣!」から、東海道新幹線「のぞみ」停車駅を訪問するなどしてパネルミッションを達成することで、コラボ限定を含むアイテムを獲得できる。

期間中、ゲーム内のアンケートに回答するとゲーム内アイテムがもらえる。さらに抽選で20人にアマゾンデジタルギフト2000円分、10人にJR東海オリジナルグッズが当たる。

東京、品川、新横浜、新大阪各駅では、織田信長が描かれたビッグパネルを特別展示している。


11月24日 金曜日

JRグループ旅客6社 「京の冬の旅」キャンペーン 24年1月から展開


「紫式部と源氏物語」テーマ 辰年にちなみ「龍めぐり」も

JRグループ旅客6社と京都市、京都市観光協会は来年1月1日から3月20日まで、京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」を開催する。58回目の今回は、来年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と、王朝文学の金字塔・源氏物語にちなんだ物語ゆかりの地や、辰年にちなみ「龍」に会える寺院を中心に非公開文化財15件の特別公開を行うとともに、奥深い京都の魅力を駅・列車内などで積極的にPRし、旅行需要を喚起する。

キャンペーンの目玉となる非公開文化財の特別公開は、「紫式部と源氏物語」「辰年のご利益 京の龍めぐり」をテーマに1月6日~3月18日に実施。主な公開箇所は、廬山寺(京都市上京区、キャンペーン公開37年ぶり)、相国寺光源院(同、初公開)、相国寺慈雲院(同、初公開)、大徳寺龍源院(同市北区、同)、仁和寺金堂・裏堂(同市右京区、裏堂は初公開)、渉成園(枳殻邸)・園林堂(同市下京区、51年ぶり、園林堂は初公開)、西本願寺飛雲閣(外観、同市下京区、44年ぶり)など。

公開時間10時~16時30分(16時受け付け終了)、料金は1カ所800円。ただし、公開期間や時間、料金は箇所により異なる場合がある。僧侶が案内する箇所は、インターネットによる完全予約制。

併せて、「『ちょっと一服』スタンプラリー」として、特別公開する文化財の3カ所を拝観してスタンプを集めると、指定の店舗でお茶と菓子などが楽しめる企画を実施する。

このほか、特別公開箇所を巡る定期観光バス、定期観光タクシーを運行。京都を満喫できる少人数・事前予約制の体験プランも多数用意する。JR西日本のアプリ「WESTER」を利用した「京の冬の旅」デジタルスタンプラリーも開催される。

情報発信の取り組みでは、キャンペーンのイベントガイドブックをJR主要駅で配布。有職料理萬亀楼11代目若主人・生間流式庖丁31代目次期継承者の小西雄大氏、彫刻家の樂雅臣氏が出演するポスターを駅や車内に掲出する。

旅行商品関係では、新たに東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス・EXサービスの「EX旅先予約」「EX旅パック」で、非公開文化財特別公開の拝観引換券3枚とガイドブックのセットを販売する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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