ビヨンセ、コンサート映画『RENAISSANCE: A Film by Beyonce』の最終予告編が解禁

ビヨンセが、感謝祭の朝にビーハイヴ(ファンの総称)に最新ドキュメンタリー映画『RENAISSANCE: A Film by Beyonce』の最終予告編を届けた。

現地時間2023年11月23日に公開された約2分の予告編は、横向きのホームビデオ映像で始まる。ビヨンセが撮影する人物に、「ルミ、コツを教えてあげようか?横にしないと」と声をかけると、カメラマンが娘のルミであることが明らかになる。

ビヨンセは、夫ジェイ・Zとの間にもうけた幼い娘をフィーチャーしたこのイントロで、子供たち、そしてかれらが自分にとってどのような意味をもっているかが最新予告編の焦点であることを示している。【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の方向性についてバックステージで考えを述べるシーンから、家族とのシーン、派手で大規模なコンサートの映像が流れる中、ビヨンセはすべてを説明している。「私にとって最大の障害は時間です。子供たちの目を通して見ると、時間の流れの速さに気づかないことはありえません」とナレーションで語り始めると、長女ブルー・アイヴィーが母と一緒にステージでパフォーマンスする姿が映し出される。

ビヨンセのバースデー公演でのダイアナ・ロスのサプライズ・パフォーマンスの映像が流れる中、32回の【グラミー賞】受賞歴を持つ彼女は、「私の苦闘と犠牲のすべてが、次の(世代のために)扉を開いていることを知っています。かれらが新しい始まりなのです」と続けている。映像は、「今となって、私が誰かに証明することは何もありません。私たちは独自の世界を創造しているのです。これが私の報いです。私からそれを奪うことができる人はいません」と力強い言葉で締めくくられている。

ビヨンセの最新コンサート・フィルムは12月1日に全世界で公開される。これに先立ち、11月25日に米ロサンゼルス、30日に英ロンドンにてワールド・プレミアが開催されることを米ザ・ハリウッド・リポーターが報じていた。

ビヨンセが脚本、製作総指揮、共同監督を務めた今作は、彼女の記録破りの【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の記録となっている。

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