斎藤工と松本若菜が永野芽郁主演「君が心をくれたから」に出演。主人公の“心を奪う”あの世からの案内人役

斎藤工松本若菜が、2024年1月スタートの連続ドラマ「君が心をくれたから」(月曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。2人は、主人公に過酷な奇跡を提示する、あの世からの案内人役を担う。

「君が心をくれたから」は、主人公の逢原雨(永野芽郁)が、愛する男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まるファンタジーラブストーリー。異国情緒あふれる長崎を舞台に、雨と太陽、真逆の名前を持つ2人が“心を奪われる”という過酷な奇跡に立ち向かう。

斎藤が演じるのは、あの世からの案内人である日下。太陽が事故に遭い、悲しみに暮れる雨の目の前に突然現れて、「あなたの心を奪わせてください」と持ち掛ける謎めいたキャラクターだ。時に厳しい口調で雨に決断を迫る冷酷な一面も見せる日下が、物語にどんな影響を与えていくのか。そして、彼の正体は何者なのか? 「月9」枠へ初出演となる斎藤は「とても原初的に、また機能的に”人間”という生き物に迫った、(脚本の)宇山佳佑さんが描く“現代の神話”のような気配の作品だと思いました。その中でも大切な役割を託してくださって光栄です」と感謝。

演じる日下については「私事で恐縮ですが、外星人だったり“人ならざる者”と向き合う経験は多くいただいてきました。不思議と自分でもどこか腑(ふ)に落ちる感覚もあります。地に足がつかず、浮遊し漂い生きているからかもしれませんが、その不確かな己の特徴を生かし、“あの世からの案内人”として、作品に少しでも何かを献上できたらと思います」と意欲を見せ、「永野芽郁さん、山田裕貴さん、松本若菜さんをはじめ、素晴らしい輝きのキャスト、スタッフの皆様と感覚を研ぎ澄ませ、“現代の神話”を紡いでいきます。どうぞ月曜9時にお会いしましょう」と呼び掛けている。

一方、松本は、日下と共にあの世からやって来た案内人・千秋に扮(ふん)する。日下と同様にミステリアスだが、“過酷な奇跡”を提示された雨に対して思いやる言動を見せるなど、人間味のある一面も。千秋が雨とどのような関わり方をしながら物語が進んでいくのか注目だ。なお、現在放送中の連続ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜午後9:00)に出演中の松本は、2クール連続で「月9」に登場することになる。

「(22年1月期“月9”ドラマ)『ミステリと言う勿れ』でご一緒だった、草ヶ谷大輔プロデューサーと松山博昭監督からお話をいただき、とてもうれしかったです。キャストの皆さんも素晴らしい方々で、役がどう彩られていくのか楽しみでなりません」と喜んでいる松本。千秋という人物を「とても人間らしい人ですが、喜怒哀楽がとてもはっきりしています」と捉え、「ただ感情移入しやすいのが玉にきず。かく言う私も似ている部分があるので、演じながら千秋が心配になってしまう時があります(笑)」と共感を寄せる。

続けて「こんなに悲しく苦しい“奇跡”があるのでしょうか。素晴らしい奇跡が起きている一方で、誰かが傷ついているかもしれない。でも、そこにはきっといつくしみ深き愛があるはずです。皆さまにもこの奇跡の行方を見守っていただきたいです」とアピールしている。

© 株式会社東京ニュース通信社