高松市の庵治太鼓の鼻オートキャンプ場 民間企業のアイデアでリニューアルへ

目の前に美しい瀬戸内海が広がる「高松市庵治太鼓の鼻オートキャンプ場」。高松市が運営していたこのキャンプ場が今後、民間の力を活用して新たに生まれ変わることになりました。

このキャンプ場は2000年のオープン以降、多くの人に親しまれてきました。しかし、施設の老朽化や利用者の減少などで、2022年4月に高松市が営業を取り止めていました。

その後、高松市は提案公募(プロポーザル)方式で施設を活用する事業者を募り、商業施設の運営サポートなどを行う株式会社イースト(本社:東京都)と2023年10月に仮契約を結びました。

イーストが提案した計画によると、コンセプトは「つくる、つながる、みんなの居場所」です。管理棟の休憩スペースや共有部をリノベーションして飲食機能を追加するほか、コテージのデッキ部分を拡張して快適な空間を創出するということです。夏には海の家を営業するほか、キッチンカーを集めたイベントの実施などを予定しています。

今後、高松市は12月定例高松市議会を経てイーストと本契約を結ぶ予定です。リニューアルオープンの時期は未定です。

© 株式会社瀬戸内海放送