千葉市は11月24日、美浜区にある市のスポーツ施設、「アクアリンクちば」の温水プールなど温浴施設を廃止する方針を発表しました。
29日に開会する市議会の定例会に関連議案を提出します。
千葉市によりますと「アクアリンクちば」は、隣接する新港清掃工場の電力を活用した温浴施設と室内スケート場で構成する公共施設で、市民は、温水プールやスケート場などを有料で利用できます。
ただ、新港清掃工場は、2026年度からリニューアル工事が始まる予定で、電力の供給が停止され、代替設備を作るにも多額の経費が必要となります。
さらに、近くに似たような民間の温浴施設などもあるとして、市は廃止する方針を決めました。
市は、11月29日に開会する市議会の定例会に温浴施設部分を廃止するための条例改正案を提出します。
議案が可決されれば、市民に親しまれてきた温水プールや大浴室は、2026年2月ごろ廃止されるということです。
なお、県内唯一の公立となるアイススケート場は、これまで通り継続されます。