硫黄島沖の新島で噴火確認 海保が注意呼びかけ

硫黄島沖合に発生した新たな島から上がる噴石や噴煙=23日(海上保安庁提供)

 海上保安庁は24日、小笠原諸島の硫黄島から約1キロの沖合に発生した新たな島から噴火を確認したと発表した。海保は航行警報を出して付近の船舶に注意を呼びかけている。

 海保によると、23日に航空機で観測した。噴石が約200メートルの高さに達し、島全体の大きさが南北約450メートル、東西約200メートルとなったことを把握した。10日に観測した時より南北に約50メートル広がった。

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