猛暑で高騰の野菜 鍋の季節に価格が落ち着く 仙台・若林区のスーパー

猛暑の影響で高騰していた野菜の価格が落ち着き、鍋に欠かせないダイコンやハクサイなどの売れ行きが好調です。

坪谷歩香記者「鍋がおいしい季節になってきましたが、野菜が買い求めやすい価格になっていてダイコンは1本何と66円です」

仙台市若林区のスーパーでは、ホウレンソウなど葉物野菜が10月末に比べて3割ほど安くなっているほか、2週間ほど前からダイコンやハクサイの入荷が増え価格が下がってきました。

ダイコンは10月末は1本198円でしたが今は66円に。ハクサイも198円から111円に大幅に価格が下がり、例年よりも少し安くなっているということです。長ネギも1本111円と例年並みに戻りました。

産地が宮城県産のものに切り替わり、量が安定してきたおかげだということです。

生鮮館むらぬし村主芳治店長「宮城県産が今どんどん増えてきたのでダイコンとかも安く、ネギも安くなっています。セリは先週400円してたんですけど、今はお買い求めやすい値段というか298円とかそういう感じで下がってきました」

早速、鍋の具材を手にとる人の姿も。

買い物客「鍋をするので野菜を(買いに来た)」「だいぶ安くなったと思います。たくさん(鍋を)したいと思います」「家族も多いので、やっぱり消費する量も多いですから値段が安くなるのはすごくありがたいです」

鍋野菜がお手頃価格になったことを受け、店内には鍋スープのコーナーも設けられています。

生鮮館むらぬし村主芳治店長「このまま12月中旬あたりまでは価格が安定すると思います。野菜をいっぱい、たくさん食べてもらって栄養を取ってもらってこの冬を乗り切ってほしいと思います」

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