海上自衛隊の護衛艦が2023年1月、山口県沖で座礁した事故で、当時の艦長ら3人が書類送検されました。
業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは、海上自衛隊呉基地に所属する護衛艦「いなづま」の当時の艦長と幹部ら合わせて3人です。
柳井海上保安署によると、3人は2023年1月、周防大島沖で水路情報の調査が不十分なまま航行し、船体を浅瀬に乗り上げプロペラなどを損傷。航行を不能にさせるなどした疑いです。調べに対し、3人は容疑を認めています。
海上自衛隊によると、当時の艦長が航路の変更を指示した際、安全確認が
不十分だったということです。船体の修理にかかる費用は約40億円としています。
(2023年11月24日放送)