甲子園球場のグラウンドに立てます ナイター見学会、大人も子供も自由に散策を

ナイター照明を点灯した甲子園球場(阪神電気鉄道提供)

 阪神電気鉄道は、甲子園球場(兵庫県西宮市)が開場100周年を迎える来年の1月4~8日に、選手の目線でナイターのグラウンドを体験できる見学会を開く。フェンス際にある内外野の人工芝エリア(幅約5メートル)を自由に散策でき、選手が使うベンチの見学も可能。外野スタンドには当日限定でカラー照明も設置する。

 100周年を迎える2024年の記念事業第1弾として、午後5時15分~6時と同6時15分~7時の各日2回開く。見学時間中は今年の「日本照明賞」に輝いたパナソニック製のナイター照明を点灯。外野などに4基ある照明塔に、文字を浮かび上がらせる演出などを行う。外野スタンドにはカラー照明器具18機を置き、多彩に照らす。

 料金は大人3800円、高校生3200円、4歳~中学生2600円。球場に隣接する甲子園歴史館の入館券や来場記念ポストカードなどの参加特典が付く。

 チケットは専用サイト(https://l-tike.com/koshien100th-groundtour/)で購入できる。先着順で、上限に達し次第販売終了。 (大島光貴)

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