24日の衆院本会議で、国民民主党が政府の2023年度補正予算案に賛成した場合、離党する意向を関係者に伝えたと一部で報じられた同党の前原誠司代表代行(61)が同日、衆院本会議に出席し、補正予算案に賛成した。
この日午前、自身のX(旧ツイッター)に「補正予算の賛否を理由に、重大な政治決断をすることはありません。本人に確認することなく、この様な記事を書くとは。誤報です!」と投稿した前原氏は、本会議前に同党の代議士会にも姿を見せた。
代議士会後、集まった記者団に「別に、何か勝手に書かれた記事のことについてコメントする必要はない」とした前原氏。本会議後も「どういう意図で書いているのかわからない。それに答えるっておかしいでしょう」と語気を強めた。
詳しい説明を求める記者団を振り切るように、足早に国会を後にした前原氏。「離党はしないということでよろしいですか?」との問いに「だって(補正予算案に)賛成したじゃない」と、一部報道が誤報だと重ねて強調した。
(よろず~ニュース・杉田 康人)