11月21日にスタートした「あいちウィーク」。あいちウィークとは11月27日の「あいち県民の日」までの1週間のことで、この期間中県内の公立学校はどこか1日を「県民の日学校ホリデー」として休みにできます。
愛知県によると県内の約9割の学校が24日を休みにしていて、各所で朝から多くの親子連れでにぎわいました。
休日に多くの家族連れでにぎわう名古屋市「東山動植物園」の、24日の様子を取材しました。
訪れた人:
「オオサンショウウオを見に来ました」
「いろいろ動物を見たり、植物園行ったり、タワーに登ったりします。楽しい1日にしたいです」
開園時間前から正門前に入場を待つ人の列ができていました。
職員:
「お子様が学校休みということで、平日はここまで入園待ちの人が並ばない。休日に及ぶくらい、入園待ちの人が並んでいる」
開園時間の午前9時になると、子どもたちは笑顔で動物園に入っていきました。
訪れた人:
「ホッキョクグマがかわいい。青いもので遊んでいるような感じ」
「ストレス発散している」
家族連れの客が目立った園内。保護者からは県民の日ホリデーについてこんな意見も。
訪れた人:
「連休を取った。学校ホリデーがオフィシャルだと、私たちも休みを取って一緒に来られるので良いことだと思う」
「親にとってはどうかな、と思うときがある。ちょっと有休が取りにくかったみたいで『子どもを頼みます』と言われた」
一方、こちらも休日は多くの人でにぎわう大須商店街でも話を聞きました。
訪れた人:
「食べ歩きをした。りんごあめとか」
「いちごあめも。唐揚げもいっぱい食べたね。トッポギも」
家族で遊びに来ていた小学生は「お父さんが有休を取れて遊べた。今度も家族で遊べるようになったら良い」と話しました。
商店街は食べ歩きをする人や買物をする人などでにぎわいました。
大須商店街の店員:
「家族連れが増えるだろうとは思っていたが、確かに子どもたちは普段より多い気がする。普段の平日は子どもたちは学校なのでそんなにいない」
「こういう商店街では学校ホリデーがあった方がありがたい。小学生・中学生は多い。友だち同士のグループで来る人が朝から結構いた」