本番さながら…解体前の旧庁舎で実践的な消防訓練 解体直前には“サバゲー”会場としても活用(静岡・島田市)

解体される予定の静岡県島田市役所の旧庁舎を使って11月24日、実践的な消防訓練が行われました。

24日の訓練には、25人の消防隊員らが参加しました。このうち、救助の訓練は、外壁を点検中の作業員が宙づりになったという想定で行われ、作業員に仕立てた人形をザイルロープでしっかりと手順を確認しながら、迅速に救助しました。また、火災の訓練は、地下の厨房から出火した想定で行われ、隊員が煙の中を実際に放水しながら進み、消火活動を行いました。実際の建物を使った訓練について、島田市を管轄する静岡市消防局は「隊員たちに臨場感や緊張感、メリハリが出ることが一番有効」と話しています。

なお、訓練が使われた旧庁舎は、11月26日にはサバイバルゲームイベント「ファイナルゲーム!要人救出大作戦!」の会場として活用されます。

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