バイエルン行き噂の冨安健洋にアルテタ監督が言及「本当に好き」、残留をのぞむ「今後も我々と一緒にいるだろう」

アーセナルで3年目を迎えている冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

2021年夏にボローニャからアーセナルへと加入した冨安。3年目を迎えた今シーズンは左サイドバックのバックアッパーという立ち位置だった。

しかし、左サイドバックの1番手と目されたオランダ代表DFユリエン・ティンバーが開幕戦で重傷を負い今季絶望。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコとのポジション争いをする中で徐々に序列を上げ、現在は1番手を掴みかけている状況だ。

過去2年間はシーズン途中に負傷離脱するなど、難しいシーズンを過ごしてきたが、今シーズンはその辺りのケアもされている。

その冨安にはブンデスリーガの絶対王者であるバイエルンが関心を寄せていると報道も。ブレントフォード戦を前にした記者会見で、冨安の立ち位置について問われたアルテタ監督は、チームへの残留を望んでいることを明言した。

「本当に彼には残ってもらいたい。私は彼を大切に思っているし、本当に好きだ」

「彼はクラブのみんなから愛され、尊敬されていると思う」

「今では多くの出場時間を得ており、彼がチームに影響を与えるために、我々が必要とするレベルまでの能力を高めてきており、今後も我々と一緒にいることになるだろう」

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