ACL連覇目指す浦和に重大処分…スコルジャ監督は暴言により4試合出場停止と罰金、退場の明本考浩には2試合の出場停止と罰金

4試合ベンチ入り禁止となったスコルジャ監督[写真:©超ワールドサッカー]

アジアサッカー連盟(AFC)は22日に懲戒委員会を実施。浦和レッズのMF明本考浩とマチェイ・スコルジャ監督への処分が下されている。

処分の対象となったのは、8日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第4節の浦項スティーラース戦での出来事。明本は72分に相手の足を踏みつけてしまい、VARチェックの末に一発退場となっていた。

AFCの懲戒委員会は、相手のふくらはぎにスパイクで過度な力を入れて攻撃したことが、暴力的な重大な反則行為だと認定。2試合の出場停止処分が下されることとなった。

なお1試合は、退場によるものであり、追加で1試合の出場停止となったため、グループステージの残り2試合、武漢三鎮戦とハノイFC戦には出場できないこととなる。また、1000ドル(約15万円)の罰金処分も下されている。

また、同じ試合で退席処分となったスコルジャ監督にも処分がくだった。

スコルジャ監督は、攻撃的および侮辱的な言葉を放ったとし、4試合の出場停止処分が決定。グループステージの残り2試合と、決勝トーナメントに進んだ場合の2試合にも適用されるという。

さらに、5000ドル(約75万円)の罰金処分も下されることとなった。

4試合を終えて2位につけるも勝ち点4で苦しい状況。残り2試合は、今季限りで退任が決まっているスコルジャ監督を欠いての戦いとなるが、王者としてグループステージ突破を果たせるだろうか。

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