JO1初のドーム公演で31曲熱唱 リーダー與那城奨「夢に見た光景」 京セラドーム大阪でJAMを魅了

11人組グローバルボーイズグループ「JO1」が24日、グループ初となるドーム公演「2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ‘BEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKA’」を大阪市内の京セラドーム大阪で行った。

オープニング曲の「SuperCali」からエンジン全開。年末の「第65回 輝く!日本レコード大賞」で優秀作品賞に選出された「Trigger」をはじめ、国内初披露の「Eyes On Me(feat.R3HAB)」などを熱唱した。念願の単独ドーム公演にリーダーの與那城奨(28)は「やってきました京セラドーム!すごいですねえ。みんなJAM(ファンの呼称)。夢に見た光景です」と満員の観客席を見渡しながら感無量の様子。「最後まで思い残すことなく、楽しんでください」とステージ上からアピールした。

アンコールではメンバーが6基の巨大気球型バルーンに分乗して登場。場内を周回して手を振りながら声援に応えた。ステージに戻ると各メンバーがJAMに思いを伝えた。豆原一成(21)が「紅白出るぞー!レコ大出るぞー!最高だぞー!」と絶叫。鶴房汐恩(22)は「楽しすぎて一瞬でした。今日はこの思い出を寝るときに思い出して、また頭の中で1公演していただいて、明日は寝不足になってください」とジョーク交じりで呼びかけた。

木全翔也(23)は「デビューして4年。たくさん苦労もあったし、僕らを応援するのも大変な時期もあったと思うんですけど」とJAMを思いやり、「でもこうやってドームに立てるくらいすごい熱量で応援してくれて、こうして皆さんに大きな恩返しができるようになって嬉しいです。またね。」と感謝。川西拓実(24)は、京セラドーム大阪にライブを観に来たことがあると話し、「そこで、夢を追いかける気持ちをもらって今こうしてステージに立っています。夢は本当に叶います!私が証明です!」とJAMにエールを送った。

ダブルアンコールでメンバーが再登場すると、場内のボルテージも最高潮。締めくくりとなったデビューシングル「無限大」まで、この日は全31曲を歌い上げた。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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